授業参観に父親が参加したら、周りから変に思われてしまうのでしょうか?
積極的に参加を臨んでいたとしても、周囲の目を考えると気が引けるもの。
万が一子供に変な影響が出てしまったら、一大事です。
そこで、父親の授業参観について深堀していきます。
また授業参観に臨む際に気を付けたいことや、服装についても紹介。
記事を最後まで読めば、父親が授業参観に参加する意味が分かるようになります。
授業参観に父親が参加したら変?
授業参観に父親が参加するのは、変でもなんでもなく普通のことです。
学校側から特に指定がない限り、自由に参加しても問題はありません。
確かに一昔前であれば、父親が授業参観で顔を見せるのは珍しい光景でした。
でも今は時代が違います。学校側も父親の授業参観への参加を大歓迎。
父親が参加しやすいように、週末に実施している所も少なくありません。
接客的に授業参観に赴けば、周囲から「子育てに熱心な父親」として好印象を持たれるでしょう。
授業参観は父親が子供の成長を感じられる機会!
授業参観の本来の目的は、学校内で子供の様子を見守るためです。
学校では先生から何を教わっているのか、親の立場でも中々見えにくいもの。
そこで、設けられたのが「授業参観」です。
授業参観では、子供達が普段どう学校で過ごしているのかが分かります。
成長も感じられる最高の機会でもあるので、参加しないのはもったいない話です。
また授業参観への参加も、子育ての一環。
子育ては母親だけではなく、父親も積極的に参加しましょう。
「授業参観に父親が来るのは恥ずかしい!」と思うのは今だけ
小学高学年になれば子供から「授業参観に父親が来るのは恥ずかしい」と、言われるでしょう。
子供の言葉に傷つき、なるべく邪魔にならないように「授業参観に参加しない」選択肢を取る父親も多いでしょう。
でも「父親に授業参観に来て欲しくない」という感情は、成長の何よりの証。
また本心から出た言葉ではないので、気にする必要はありません。
「授業参観に父親が来るのは恥ずかしい」と思うのは、今だけのこと。
将来大人になれば、素敵な思い出になるのです。
将来「来てくれていた」と思い出して嬉しくなるのが子供です
将来大人になって子供時代を振り返った時。
父親が授業参観に参加している姿を思い出すと、嬉しくなるものです。
口では「授業参観に参加したこと」に対して、文句を言われることもあるでしょう。
でも本心から出た言葉ではありません。
子供は本心を隠すために、心の中とは正反対の内容を口に出すもの。
もし「父親が授業参観に来たこと」に対して文句を言ってきたのなら、本心では嬉しくて仕方ない状態になっているのです。
授業参観の父親の参加率はどれくらい?
父親の授業参観の参加率は、5割以上と見て良いでしょう。
参加率に関しては、学校や授業内容によってまちまち。
平日は仕事の都合もあるのか、父親の参加率は低くなりがちです。
ただ昨今は、共働き家庭も珍しくなくなりました。
仕事で抜けられない母親の代わりに、父親が参加するパターンも増えています。
最近は父親の参加率が増えている!
最近は、授業参観に積極的に参加している父親は増えています。
中には、保育園の頃から休まずに参加している父親も少なくありません。
一昔前では、授業参観における父親の参加率は低いものでした。
多く見積もっても、クラスに1人いれば十分なほどです。
なぜなら、子育ては母親1人が進めるものという認識が強かったから。
授業参観は子育ての一環になるため、父親の参加率はゼロに近かったのです。
現代において「子育ては母親だけがおこなうもの」という理屈は、一切通じません。
父親も子育ての一環として、授業参観や運動家に積極的に参加するようになりました。
父親が授業参観に顔を出すのは、令和の時代においては当たり前になっています。
父親の懇親会への参加率は低め
授業参観における父親の参加率は増加する一方で、懇親会の参加率はかなり低くなっています。
「父親として懇親会に参加すると、男は1人しかいなかった」という話も、方々で聞かれるほど。
懇親会では、他の保護者や担任の先生と直接話せる貴重な場です。
父親だから母親だから云々は置いといて、あくまでも「1人の親」として参加を心掛けましょう。
授業参観は仕事を休んで父親もすべき?
理想を述べるのなら、授業参観は仕事を休んででも参加するのが望ましいです。
有給休暇が取りやすく仕事も立て込んでいないのなら、授業参観を優先にしましょう。
ただし無理は禁物です。
仕事が立て込んで抜けられない場合は、無理に参加する必要はありません。
ただし授業参観に参加しないのなら、子供や母親に正直に伝えてください。
事情をしっかり伝えれば、家族も分かってくれるはずです。
子供の授業参観に参加できるのは今しかない!
子供の授業参観に参加できるのは、一生に一度だけのことです。
1回でも逃してしまったら、後で取り戻すのは不可能です。
幼稚園(保育園)から高校まで、授業参観に臨めるのは長く見積もっても18年はあります。
18年の月日は長く感じられるでしょうが、あっという間に過ぎゆくもの。
授業参観に参加できる環境が整っているのなら、積極的に取り組んでいきましょう。
授業参観の父親の服装は?きれいめが◎
授業参観における父親の服装の基本は、きれいめにまとめることです。
特別に服を新調する必要はなく、手元にある服を合わせるだけで十分。
「きれいめ」の定義には難しいものがありますが、街を歩いて変な目で見られない恰好なら問題ございません。
もし服装に悩んでいるのなら、次に挙げるコーデを参考にしてみてください。
授業参観の父親の服装①:ジャケットとパンツ
ジャケットとパンツは、きれいめな服装の代名詞的な存在。
組み合わせによってはオシャレに映えて、子供にとっては自慢の父親にもなれるでしょう。
ただし気を付けたいのが、色合わせ。
例えばネイビーのジャケットを参観日に着ていくのなら、パンツはライトグレーがオススメ。
全体的にメリハリが付き、綺麗にまとまってくれます。
授業参観の父親の服装②:ポロシャツとスラックス
カジュアルな服装で授業参観に臨むのなら、ポロシャツとスラックスで攻めていきましょう。
おすすめの色は、白や黒などのシンプルなカラー。
カラフルなポロシャツで臨むと、学校の雰囲気に合わなくなります。
ボトムスはスラックスがベスト。
カジュアルなボトムスを合わせてしまうと「休日のお父さん感」が、出てしまいます。
授業参観の父親の服装③:仕事の前後ならスーツ
仕事の前後であれば、スーツで学校に臨んでも問題はございません。
場合によっては、作業着で授業参観に着ても大丈夫です。
仕事を抜け出して授業参観に参加するのは、大変難しいこと。
ましてや一度家に戻って授業参観用の服に着替えるのは、不可能です。
仕事用のスーツや作業着で授業参観に臨めば、ネチネチと陰口を叩かれることもあるでしょう。
でも本当に恥ずべきは、陰口を叩く側の人間。
我が子の成長を見守るために授業参観に参加する父親は、誰よりも格好良いのです。
【まとめ】子供の授業参観には父親も積極的に参加しよう!
父親が子供の授業参観に参加するのは、ハードル高く感じることでしょう。
行きにくさを感じるのは分かりますが、授業参観を通して子供の成長を感じるのは素晴らしいことです。
仕事などで都合がつかないのなら仕方ないものの、可能な限りは積極的に参加していきましょう。